【藤井聡太四段】NHKスペシャル『天才棋士 15歳の苦闘 独占密着 藤井聡太』。泣き虫聡ちゃんに見る、天才の負けじ魂【写真付き感想】
先日、NHKスペシャル『天才棋士 15歳の苦闘 独占密着 藤井聡太』の感想を
とりいそぎ箇条書きにしてアップしましたが、
記録に残したくて何項目かピックアップして追記しま~す。
恥ずかしながらビデオが壊れたままなので、
「ここぞ!」という場面を写メしながら鑑賞してしまった・・・・自分が怖いわ!
このブログに何度か書いていますが、どういうわけか藤井聡太四段を見ると
自分には皆無と思っていた母性本能がきゅんきゅんするから驚きです。
このわたくしをそこまでさせるとは、
藤井聡太四段 15歳。
まさに、1億総親戚のおばちゃん化させる逸材。
しかしなぁ、テレビを見ながら写メを連写って・・・、
自分が怖いわ(リターンズ)!
子供の運動会を見に行った親かっていうの(笑)
だってもう!見て、見て~!!
本文と関係ないけど、こんなかわいい聡ちゃんも撮れたの~。
ほっこり~。
ってことで、話戻って、5歳で将棋に出会い、その魅力の虜となり、
ご近所の老人が集う将棋倶楽部に行けないとわかった聡ちゃん。
「はやく、おじいちゃんになりたい!」
と発言したのが幼稚園のとき。
おったまげーーーーー!!
それから、年相応の将棋教室に通い、
「目隠し詰め将棋」で鍛えられ、
めきめきと天才ぶりを発揮します。
あっ!詰め将棋のノート。撮った!撮った! これ!これ!
1万題は解いてきたって。
「詰め将棋は絶対に正解にたどり着くから面白い」
みたいなことを言っていたらしい。
このノートをじっくり見ると
「3分55びょう」って、「秒」はまだ書けないのに
「将棋」だの「棋譜」だの「飛」だの「馬」だの、
将棋関連の漢字は完璧なんだね。ふぅぅぅぅ。汗ばむわ~。
そして、聡ちゃんは、幼いころより、地元の将棋イベントでも名を馳せるのですが、
負けた時には、そりゃあもう、尋常ではない大泣きをしていたらしいです。
それが、こちら!
きゅうううううううん。
かわいい!
隣の子も、びっくりしとるやないかい!
司会のおねえさんも思わず言っちゃったよ。
「藤井くん 大丈夫かな」
ミドリーは無責任に「かわいい!」なんてキュンキュンできるけど、
聡太少年の心中やいかに!
ここで、箇条書きの感想で書いたこちら・・・。
聡ちゃんを幼い頃から知っているどこかのおじいちゃんの証言です。
↓ ↓↓↓↓↓
・負けた時には尋常ではない大泣き。
小3の時は、大勢の観客の前で天井仰向けで足をばたつかせ悔しがった。
「それで気性がわかるやろ」。
藤井四段の胸に秘めたマグマを予感させる、どこかのおじいちゃんの意味深な笑顔。
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「将棋=人生」の少年にとって、負けることはそこまで悔しいことなんだね。
人一倍負けず嫌いということだけど、
ふと、思った。
この子が戦っているのは、戦っていたのは、いつもいつも自分自身って感じがする。
なぜ、こう指せなかったか。この筋が見えなかったか。
悔しいのは、この局面で閃きを得られなかった自分自身に対して。
天才と呼ばれる人は、みんなそうじゃないかなぁ。
ほかの人間には、ライバルすら務まらないような。
だから、この子(馴れ馴れしいけど、いまはそう言いたい)が
悔しがっている姿は、品があるんだなぁ。
「あいつが俺の前にいなければ」っていうような悔しさじゃないから。
純粋に自分に向かっている悔しさだから。
わかってるんです、わかってるんです。
みんな、おのれと戦っているのです。それはそうなんです。
でも、リアルな天才は、戦うべきが「おのれ」だけしか存在していない
というのがすごいところなんだろうなぁと。(伝わるかしらん)。
私が将棋のことをさっぱりわからないのに、
藤井聡太四段にこんなに魅力を感じるのは、
こんな「神様に愛された人間」の軌跡を、
その成長過程から見守ることができるから、かも。
memo:映画「アマデウス」のサリエリとモーツアルトを、久しぶりに観よう。
そして、幼少期にこんなに激しい負けじ魂を無防備に発信していた子が、
いまはこんなに淡々と、どんな結果をも受け入れている。
心にはマグマがたぎっているのに。
そこに、「この子」とは呼べない凄みがあるんだなぁ。
こんかぎり「この子」って言ったあとに云うのもなんだけど。
このガックリ姿に、またまた全国の老若男女が萌え萌えするよ。
涙こそみせないけれど・・・変わらないね。
いや、涙みせないって、すごいね。変わらないのは、ポーズだけね。
って・・・・羽織袴姿から、きっと10年も経ってないよね。
やっぱり、おったまげーーーーー!!
●箇条書きの感想はこちら
【藤井聡太四段】NHKスペシャル『天才棋士 15歳の苦闘 独占密着 藤井聡太』。藤井きゅんの魅力満載すぎて一言でまとめられない【感想箇条書き】 - ミドリーの備忘録