ミドリーの備忘録

忘れてしまうのはもったいないなってことを書いておきます☆

【スターウォーズ・最後のジェダイ】レイの生き様を観て今さらながらに確信。やっぱりディズニーのヒロインなんだね。【ネタバレ感想その3】

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 写真はスターウォーズ公式ホームページより

 

全世界の多くの方がそうだったと思い 

ますが、ミドリーはギリギリまで、

「レンとレイには、なんらかの血の繋がりがあるのでは!」

との思いを捨てられませんでした。

 

 

結局、レイの両親はどこの誰ともわからない人たちで、

「フォースの血筋を気にしすぎていた」ことにミドリー大反省の巻でした。

【血統の優位性】絶対主義が自分の頭に刷り込まれていたことにびっくりした次第です。

 

考えればフォースの血統っていっても、アナキンからルーク。

アナキンからレイアからのレンってだけで、

オビワンの両親だれやねん、

ヨーダはどうやねんって話で。

なにも、血を引くことがベストってわけじゃないのにね。

あ!そもそもジェダイって結婚ダメじゃん!

 

 話がそれましたが、出生のことは横においても、

「レイとレイアは素直」「ルークとレンは偏屈」と大きく分類されることには

多くのファンが納得してくれると思うのですが

フォースも「道」なわけなので、「素直な方が習得やレベルアップははやい(ミドリー解釈)」と考えると

レイが(なんならフィンだって)初めてライトセーバーを持ってもそこそこ振り回すことができたことも、今ではすごく納得。

この素直は「迷いがない」と置き換えられるかもしれないですね。

ダークサイドのお歴々・・・方向性こそ違えど迷いはないもの。

 

さて、今回の話のメインはレイです。

EP7・8を通して

「レイのその素直さはどこからくるの?」的な

エピソードが満載でしたよね。

 

前作では「神経を集中しろ」とか言われると、素直に集中して拷問から逃れたりしてましたね、今作はその特性が増幅され、まあ、なんというか、「ほんと素直ないい子!」と。

女優さん自身も前作より美しくなった気がするし、

レイア姫同様、コスチュームデザインが素敵でしたし♡

 

そして、無人島生活で浜口もどきのルークから無視されても

一人もくもくと訓練に励む。なんて前向きな子!

「俺様を見ろ!ちらちら」期を抜けたルークから

やっと教えを受けることができるわけですが、

 

ルークに「フォースはなんだ?」って聞かれて座禅をくむや、

心もすぐ無になるし、イメージもあまり苦労した感じなく浮かぶ。

「すごい!もうわかったん!?」ってミドリーは感心したけど、

あまのじゃく(としか思えないw)ルークに

「素晴らしい!全部違う!」とか言われて……がっくし。

 

確かに底の浅い言葉だったけどそれは人生経験の浅さに比例する部分もあるし、

ほんっとルークったら、おまゆう?ぷぷぷ。

 なんですけど、ルークからそう言われても、レイは腐ることなく

その時は素直に話を受け入れていましたよね。(わかったかどうかは別)。

 

 

ミドリーの心に引っかかったのが、この

「ちょっと、そんなんでええの?」って簡単すぎる感じ。

なにかなぁと考えてみて、わかりました。

もろ、ディズニーのヒロインじゃないですか。

 

森に拉致されて、7人のおっさんと同居という憂き目にあっても

小鳥や蝶々を従えてルンルンお部屋をお掃除して楽しそうだった白雪姫。

 

鬼母と小姑からいびり倒される毎日をおくるも、自己肯定感をそがれることなく

ここぞ!という場面にはキメキメのアゲアゲで

ひるむことなく、お城の舞踏会という大舞台に飛び込むシンデレラ。

 

そうだったか。レイはスペースオペラの白雪姫にしてシンデレラ!

 

レイは結局はずっと両親が迎えに来てくれることを夢見ていたわけです。

前作「フォースの覚醒」でも、ひとり大きなカレンダーみたいなの作って待ってたよね。ペケポンをつけて。

辺鄙な星に取り残されても、ポジティブさを忘れず、やさぐれもせず、

素直な気持ちを持ち続けるヒロインなのです。キラキラ!

これを『ディズニースピリッツ』

と言わずしてなんといいましょうか。

 

対してEP4のルークはどうでしたか、みなさん。

農作業を手伝えといわれるも、こんな星にいるのは嫌だとか、

反乱軍といっしょに戦いたいだの、都会に行きたいだの。

育ててくれているおじさんとおばさんに感謝するどころか

ブツブツブツブツ文句ばかり。

ヨーダから湖に沈んだXウィング(戦闘機)を「浮かしてみ?」と言われても

「こんな大きいもん、あげられるわけないし」と文句たればっかり。

 

ウォルト・ディズニーが聞いたら怒るわ!

(当時はディズニーにお伺いたてる必要もありませんでしたけどね)

 

まさに、ヨーダがいうところの「Young Skywalker」ですね。

*あ~、ヨーダが今作でもルークにそう語りかけたときは泣けたわ~。

 

さてさて、前作からディズニーに身売りした感が垣間見られたスターウォーズですが、

今作は特にその傾向が顕著になったなぁと感慨が。

ええ、いい影響もあれば、悪い影響もあり。

 

このスターウォーズシリーズに振りかけられた

「ディズニーの魔法の粉」について

書き残したことはまたの機会に!

 

May the Force be with you!